[秋葉原]Dining Bar Tigre, ティグレ:スパイス記念日84

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極上スパイスカレーと愉快な会話♪

■2種盛り合わせ 1400円、▷スパイシーキーマ、▷本日のカレー(ヨーグルトチキン)、▷ラッサム風スープ付き、●テーブルワイン(赤) 550円
▷サービス:スパイシーナッツ(ピーナッツinチャナ豆粉withスパイス)

 

こんな人におすすめです

  • 小さなBARが好きな人
  • 趣味の会話を楽しみたい人
  • スパイスカレーが好きな人

 

Dining Bar Tigre ティグレ

■先に結論:小さくていい店(楽しくておいしい店)

 

Dining Bar Tigre ティグレは、お食事を楽しめる小さなBARです。表にはおひとり様大歓迎と立て看板に記されています。

カウンターが5人分くらい2人分テーブルがひとつだったか、ふたつだったか。端的に小ささを理解しやすいのが、カウンターに2人いて、新たに2人連れの常連さんが来たら「また今度にしてください」と断っていたことです。早い時間でこれから一人客が連続することを見越しての反応であり、馴染みの気軽に断れる常連さんだからでしょうけど、ご店主一人の運営でこんな感じのお店なわけです。逆にこのキャパシティの小ささをアットホームに楽しめるお店と受け止めることができます。筆者の印象は「フレンドリーで楽しいお話のできる、そしてカレーのおいしい”いい店”」なのでした。

そういうことなので、1人で訪ねるのがベストかもしれません。状況によっては2-3人も可能で、4-5人であれば事前の相談が望ましいでしょうね(予約できるかは分かりません)。

 

■名門メタ・バラッツに師事してきたスパイスオタク

ご店主永田さんのお話を伺うと、鎌倉の古民家に長年スパイス輸入商を営むメタ・バラッツ氏の料理教室に10年も通っていて、お店でカレーをだせるくらいになりましたと言います。スパイス番長というスパイス料理グループが大好きである意味おっかけだったそうです。そう、スパイスの専門家に師事すること10年のスパイスオタクのお店なんです。

メタ・バラッツといえば、日本生まれのインド人、知る人ぞ知るスパイス輸入商であり、スパイス料理クリエイターです。鎌倉のアナン邸(リンク)という素敵な古民家で会社を営んでいらっしゃいますが、日本には古くにインド独立のために闘った革命家たちが滞在し、そこから始まったカレーもあり、その子孫たちが今も日本で活躍しています。新宿中村屋のカレー(リンク)もその一つとして有名ですね。

※参考: 筆者がアナン邸を訪れたAmebaブログ記録リンク

 

 

■メニュー

メニューはチョークボードに記されています。日によって変わるようですが、この日のメニューは

【カレー】 「スパイシーキーマ1300円」「本日のカレー(ヨーグルトチキン)1300円」「2種もりあわせ1400円」

【おつまみカレー】 「スパイシーキーマカレー880円」「ヨーグルトチキンカレー880円」「おつまみカレー(トルティーヤでキーマピザ18cm)880円」「オリジナルスパイスに漬けこんだ”スパイシーグリルチキン550円”」「パパド1枚130円」

といった感じです。この感じだと、スパイシーグリルチキンや、パパド一つでお酒一杯ひっかけていくのもありというイメージがあります。こういうのは、あいさつ代わりにサクッとですけどね。

 

注文&実食

■注文

今日の注文は前述のメニューから「2種もりあわせ1400円」としました。スパイシーキーマカレーと本日のカレーであるヨーグルトチキンの盛り合わせです。ここはBARなので、せっかくですから、このカレーとのペアリングでお酒を選ぶなら何がいいですかと尋ねたら赤ワインをおすすめされましたので、テーブルワインの赤をお願いしました。

 

■実食

さきにワインとスープ(ラッサム)を出してくださいました。インド人の血を引くアナン邸のバラッツ氏に師事したラッサムですから、それはそれは本格的なあじわいです。

 

■カレー登場

そしてカレーの登場と相成りました。いい絵面なので、角度を変えて眺めてみましょう。

 

本日のカレーであるヨーグルトチキンカレーに迫ります。よく漬け込まれたチキンの旨みが飛び出してきそうなおいしさが見ただけでも伝わってきます。

 

アチャールの角度から見つめてみましょう。手前に豆の副菜、そして人参のラペですかね。中央奥にはスパイシーキーマカレーが香りを放ちます

 

サラダと目玉焼きのコーナーです。ナイスベジとナイスプロテインで楽しませてくれます。

こうして一周よく眺めてみると、一つのカレーのプレートが様々な攻め口で楽しませてくれる構成を完成していることを受け止められますね

 

バスマティライスとキーマカレーの混ざり合った様子です。もちろん、いい香り、いい旨み、そしていい食感を演出された一皿に大いに盛り上がったのでした。食べた味について、あまり多くは語りません。是非あなたの五感で体験してみてください。

 

コーヒーの話も

ご店主とコーヒーの話で盛り上がりました。さすがはオタクの街秋葉原です。実は、ご店主はコーヒーにも造詣が深くて、エチオピアのコーヒーセレモニー体験者だったのです。エチオピア(アフリカの国)では、日本の茶道と同様に一期一会の客をもてなすコーヒーセレモニー則ち「珈琲道」があるのです。

2022年のこの日にまだ佳境にある神田カレー街食べ歩きスタンプラリーが落ち着いたら、コーヒー焙煎とカレーを楽しむワークショップを開きたいなんて話をしたら、大いに話に乗ってくださいました。フレンドリーでオトナ的オタク度の高いご店主とは今後の交流を期待したいと思ったのでした。

 

今日も実にいいスパイス記念日となりました。

めでたしめでたし

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 店舗案内

■店名 Dining Bar ティグレ (食べログにリンクしています)

■電話 03-5826-8098

■営業時間 [月~木]11:30~14:00、17:00~23:00 [金]11:30~14:00、17:00~翌2:00 [土]17:00~翌2:00※フードの提供なし [日・祝]17:00~22:00 日曜営業、定休日:無休 ※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

■所在地 東京都千代田区外神田5-2-14

訪店記録(備忘録)

Dining Bar Tigre【カレーもコーヒーも話題豊富な達人】

2022.9.12、2022 CURRY185店347食目、2017年以来カレー3292食
《神田カレー街食べ歩きスタンプラリー58スタンプ48店目》

■2種盛り合わせ 1400円、▷スパイシーキーマ、▷本日のカレー(ヨーグルトチキン)、▷ラッサム風スープ付き、●テーブルワイン(赤) 550円、▷サービス:スパイシーナッツ(ピーナッツinチャナ豆粉withスパイス)

♪ペアリング: おすすめは赤ワイン、♪楽しい話題: エチオピアのコーヒーセレモニー、♪カレー修行歴: スパイス番長大好きでメタ・バラッツの料理教室受講歴約10年

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