スパイス記念日8 上等カレー東京(神田小川町店)【神田カレー街の100皿:6皿目】

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上等カレー東京(神田小川町店)【神田カレー街の100:6皿目】

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(訪店日 2021年6月4日の記録)

スパイシーチキンカレー ¥900

神田小川町店限定メニュー

ライス少なめ

【テーマの解説:YouTube&blogテーマ『神田カレー街の100皿』】

高校生の頃に新潮文庫の100冊というのに挑戦しました。であれば、おじさんカレーファンは『神田カレー街の100皿』というのをやってもいいでしょう。これはなんのチャレンジかといったら、100皿全てYouTube動画にしてみたいというゴーグル仮面®︎GKの趣味なのです。一方で、神田の街も世の流れには逆らえず、各地域で再開発が進んでいます。長年続いた伝統の店や、今ある人気のカレー店が今のままで続くとはかぎりません。ですから、まずは100のカレー屋さんをここにまとめて書き残したいのです。私は勝手にスタンプラリーつまり自作のスタンプラリーをこなしていくのが大好きなのですが、よかったら100皿の到達までおつき合いください。

時には挨拶しなくちゃと上等カレー神田小川町店を訪ねてきました。

さて、店に入って券売機を見ると、今月のカレーの表示がとても気になります。

これがスパイシーチキンカレーなのでした。注文はこれかなぁ、などと思っていると、奥から門間店長がそそくさと駆けつけてくださいました。

門間店長は小生のことをよくご存じです。私、券売機が苦手なんです。買おうと思ったメニューのボタンに指が命中せずに違う食券を買ってしまうとか、これまでにかずかすの失敗を犯しています。どうやら、そんな頼りない客は私だけではないらしくて、門間店長はよくお客さんが券売機前に立っていると来てくださるのです。

 

それで尋ねました。「スパイシーチキンカレーって、門間店長もおすすめなのですよね?」

あとになってみれば、実に愚問でした。こんな質問をしたらどんな人だってそうですと答えますよね。

 

このスパイシーチキンカレーって大正解でした。

上等カレーのカレールーは、大阪旨辛カレーというジャンルに属していて、大阪で最も有名なのはインディアンカレーですけど、東京発で類似のカレーを提供する系列があるとすれば日乃屋カレーがそれにあたります。東京向けなので、旨辛味も大阪ほど極端ではなくだいぶマイルドで、それゆえに東京でもよく受け入れられているのだと思います。その旨辛カレーって要するに日本型のもっともオーソドックスなどろどろカレー、つまり欧風カレーに属するのですけど、今回食べたスパイシーチキンカレーは、仕上げにたっぷりの粗びきスパイスがふってあって、インドカレー的なスパイス感がでて、ちょっといいものを食べた気分になれるのです。

上等カレーは月替わりでこうしたメニューを変えていきますけど、毎度いろいろと工夫されていて感心します。当の神田カレーグランプリ優勝にこの店を導いたのが門間店長なのですが、門間店長は、カレーレシピ本の著作者として最も有名な水野仁輔さんが校長を務めるカレーの学校の卒業生でもあります。カレーの学校は仲間を作って、さまざまなカレーにまつわる活動を始める場なのですが、その卒業生ゆえに、上等カレー神田小川町店は単なるチェーン店ではなく、より深く広くカレーを研究された工夫が随所にみられるのです。

今日も楽しませていただきました。ごちそうさまでした。

めでたしめでたし

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